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30年間泣いていた

発達障害者が生きにくい社会についての考察や時事問題、自分&他のケース、独り言など

発達障害をカミングアウトすると

発達障害 発達障害と日常

友人に最初に言っておいたほうがいいのか、いつも悩む。

言わなきゃわかんないけど、粗相をしてしまうこともやはりあるので、(甘えかもしれないけど)言っておいたほうがいいのかもしれないと思う。

私が実験的にカムアウトした人たちについての経験談(というか、動物園の動物たちが客について語るようなもんだわ)をまとめてみました。

 

看護師さん(の卵)たち

 

あるボランティア活動に参加した時、一緒の班の人が看護師さんの卵だった。

まー仕事ができるできる。自分の3倍できて、かつ華やか!笑顔!

どことなく軍隊的な統率感もあり、なんか宝塚見てるみたい。

発達の自分の真逆を行くような、素敵な人達だった。

 

私→ドンクセェー

 

看護師さんの卵→お医者さんに敬礼! 市の人に敬礼! 人に言われるより先に、能動的にテキパキ仕事やる! 

 

 

あまりの能力差故に、私弱気になって「発達なんです…」と立てないクララの言い訳のようにポロッと漏らす。

これは発達障害という言葉に頼らないと、

「なんかもう人間としても女としても機能的に劣りすぎてる。人間の尊厳なくしそう…」と感じたからである。

 

 

 

そうすると、自分の現環境が特殊なこともあり、

「そうだったんですか、頑張って下さい」と笑顔で言われた。

それは患者を見るような暖かい眼差しでもあり、患者をカルテに記入する時の冷ややかな眼差しだったかもしれない。

私は、どっちも綯交ぜになった目つきだったと感じた。

(自分の被害妄想かもしれないけど)

 

でも、少なくとも彼女たちが発達障害が身近な存在であること、勉強するべきことのリストの一つとして、脳のどこかにとどめておいてくれるかもしれないと思っている。

 

心理学科の友人

 

心理学科のある大学にいたので、ある程度仲良くなった心理系の子には発達障害とカミングアウトした。

 もともと心理学科の子はスマートだし、自分を冷静に分析するのが好きな人たちなので、どうなるのかなと思った。

 

友人1は、最終的には私と疎遠になった。(それはひとえに自分の無配慮のせいだから、まあ発達関係ないかもしれないけど、発達故に生じた無配慮かもしれない)

 

友人2は、もともとクールなお付き合いだったのであまり関係なかった模様。

 

 

心理学科じゃない友人

 

心理じゃない友人にも言ってみたら、なんか距離置かれちゃったみたい。

障害なんてついてる人、自慢できないよねそれな。

 

 

インターン

芸術関係であるものの、与えられる仕事は事務仕事。定時出勤。

その2つがうまくこなせない自分、途中で逃げ出したくなり、半分インターンが終わった段階の面接で「実は…」とカムアウト。半分言い訳に過ぎないと思いつつも、やっぱりできないものはできなかった悔しさで涙目だった。

 でも担当者の方がたまたま障害者のイベントやっている方だったので、「むしろ言ってくれてよかった」と言ってくれた。

もちろん、仕事に対する適正はないと遠回しに言われたけど、逆に障害者と芸術関係についての知識や、こんなものがあるよと新しい知識を教えてくれた。

すみません、仕事できなくてすみませんでした。と今でも謝りたくなるけど、とても感謝している。

 

 

初対面の人

就職活動中、アート業界の人で集まって食事をすることがあった。

自分の興味ある業界の先輩みたいな方にお会いする機会があって、そこで自分の現環境が特殊なので突っ込まれる。

普通の人みたいに社会人できなかった理由の一つとして、例の障害があると挙げた。さっきまで和やかに普通に会食してたのに、なんだかちょっとトーンが下がった? かも。

私の話に耳を傾けてはくれつつも、なぜか最後は「頑張って下さい」と言われた。謎。

何を頑張るっていうんだいワトソン。

 

まとめ

「障害です」っていうと、なぜか「頑張ってください」と言われるの謎。

確かに苦労は人より多い人生かもしれないけど、そんなに下に見なくても…

障害だと診断されなくてもおそらくこんな人生だったと思うし、自分の使い方をふりかえって見てみると「言い訳したい時」のエクスキューズにしてるようにも思う。

なるべく今後はカムアウトしないように生きようと思う。友人に言うと、間違いなく距離が生まれる。

見た目にはわかんないから、なるべく今後はうまく誤魔化すようにする。